たまりば

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2013年06月20日

メジャーリーグ挑戦中の日本のエース達

今日はメジャーリーグに挑戦中の選手について金沢敏明が少し書きたいと思います。

今年先発でローテーションを守って投げているのは、レンジャースのダルビッシュ有投手、シアトル・マリナーズの岩隈投手、そしてニューヨーク・ヤンキースの黒田投手です。

ヤンキースの黒田投手は、今日の試合で7勝目をあげました。

昨年の活躍により、契約を延長して挑んだ今シーズン開幕前は不安が残る感じでしたが、シーズンが始まると、例年通りの活躍をみせています。

勝ち星にはやや恵まれていない感じはしますが、防御率も先発投手では、唯一の2点台をキープしています。

特徴は三振のかずはそれほど多くなく、打たせて獲るタイプの投手で、四死球も非常に少ないので、大崩するタイプではありません。

広島時代からストレートは150キロを超えており、本格派的な扱いでしたが、メジャーに来るとそれくらいの球速の投手は多く、今は技巧派の分類に入るのではないでしょうか。

そんな黒だ投手は球数も抑えることができるので、日本人メジャーリーガでは珍しい完投することが可能な投手です。

現在は、まだ7勝と物足りない数字になっていますが、打線との巡り合わせ悪いだけであって、今後は15勝前後まではしっかりと数字を残してくれると思います。

レンジャースのダルビッシュ投手は、現在苦しんでいます。

4月・5月と絶好調で、5月17日までに7勝を挙げる活躍でした。
しかし、その後には勝ち星に恵まれず1ヶ月以上勝ち星に見放されて状態になっています。

序盤は打線の援護に助けられた場面もありましたが、最近ではなかなか打線がリードを奪ってくれません。

この勝てなかった間も、7回前後まで投げて失点0が1回、失点1が2回、失点2が1回と試合をしっかりと作っていることもあり、内容はそれほど悪いものではありません。

序盤はパーフェクトゲームまであと一人とか、凄い活躍だったので、今年は20勝も届くのではと思われていました。

しかし、ここ最近の勝利が付かない戦いが続いたことにより、20勝は厳しい感じになってきました。

今年のダルビッシュは去年以上の奪三振を獲るので、観ているファンも興奮する素晴らしい投手になりました。

ここまで奪三振数は、アメリンカンリーグで断トツのトップで2位に20以上の差をつけています。

防御率も2.84と良い数字を残しています。

まさにチームエースとして活躍しています。
後半戦の巻き返しが期待されます。

マリナーズの岩隈投手は、昨年の後半から先発をする機会が増えて今年はローテーションを任されるようになりました。

元からメジャーに向いていると言われていたので、納得の活躍と言って良いと思います。

防御率が脅威の2.06と、もの凄い数字で、現在は7勝2敗です。
メジャーで評価されるフォアボールの数の少なさも岩隈の魅力だと思います。

チームには、フェリックス・ヘルナンデスと言うメジャー屈指の大エースが存在しますが、勝るとも劣らない活躍で、チームの地区3位の原動力になっています。

奪三振数も多く、欲しい時に三振を奪えるようになったのも好調の原因だと思います。

3人とも数字だけを考えれば、もう少し勝ち星があってもいいかなと思える大活躍をしています。
これにより、日本人投手の価値が上がれば、これからメジャーリーグに挑戦する日本人投手にとっても野球がやりやすい環境での契約になったりと、プラスに働くと金沢敏明は考えます。

後半戦も今の調子を維持して、日本人投手の凄さをアメリカのファン達に見せてほしいと思います。


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